iPhone6sとiPhone8の違いやスペックを比較してみた
iPhone 6sとiPhone 8:新しい機能は?何が変わったの?進化したの?
やはり一番大きく変わった昨日は「防水」だと思います。これにはメリットとデメリット、両方あるのですがまずはメリットから。
メリットとして一番大きく上げられる点はお風呂でジップロックなしで使用できることです。そして残念ながらデメリットがイヤホンを使用しながら充電できないということ。
iPhone 6sの場合、イヤホンジャックがあり、もちろん防水ではありません。防水でないため、手についた水分には細心の注意が必要ですし、お風呂で使用する場合、防水機能のある袋に入れなければ怖くて使えません。iPhone 7に初めて防水機能が搭載されるまでは「スマホ水没しちゃった・・・」なんてよくある話でしたし、浸水した場合、修理費もかなりかかります。イヤホンジャックが無くなり、音楽をイヤホンで聞く際には多少不便ですがBluetoothイヤホンを使えば解決されますし、やはり日常的に使うスマホなので防水機能は一番ありがたいですね。
そしてもう1つ進化したと実感できたのはおサイフケータイとしての機能「Apple Pay」です。電車の運賃はもちろん、様々なカードがiPhone一つで支払いできるようになりました。以前からおサイフケータイは存在していたものの、iPhoneでは初めて搭載されたこの機能。ちょっとした支払いの手間が省けるのでとても便利です!
iPhone 6sとiPhone 8:本体サイズと画面サイズや重さや厚みを比較
まずは本体サイズですが、少し大きくなった程度であまり実感はありませんでした。一目瞭然というほどでもないですし、機種変更後、違和感がある方でも使用していくうちに慣れるのではないでしょうか。
続いて画面サイズ。本体サイズにもあまり変化がないのでこちらの画面サイズにも実感できるほどの変化を感じることはできませんでした。これは機種と関係はありませんが、本体色を黒にして、画面回りの色を黒にすることで視線をより画面に集中させることができるので今まで画面回りの色が白だったという方にお勧めしたいのが黒色です。
そして重さ。比較してみると10gほどiPhone 8のほうが重いのですが、個人的には結構重さが変わった気がしました。背面もガラスになったからでしょうか。普段、ケースを使用される方が多いと思いますが、背面ガラスになって美しさを増したiPhoneが隠れてしまうのは残念なところ・・・
最後に厚さです。iPhone 8のほうがわずかに厚いのですが、ケースなしで持った際、より手に馴染むなと感じたのはiPhone 8です。iPhone 8のほうがサイズがわずかに大きいのですが、使いやすさにあまり変化はありませんでした。機種変更直後は違和感があっても、自然に違和感はなくなります。
iPhone 6sとiPhone 8:CPU性能やカメラ性能を比較
使用中に気になるのがCPU性能、「処理性能」ですよね。6sに搭載されているのがA9チップ、iPhone 8に搭載されているのがA11 Bionicです。これは大きく変わっているのですね。使用による経年劣化かもしれませんが、iPhone 6sを使用していた時はアプリの使用中に始まり、インターネットの閲覧中、カメラロールの使用中にフリーズして落ちてしまうことがありました。作業中のものや、ゲームの途中、結構困ります・・・
一方iPhone 8ではそんなこともなく、データが蓄積されてもフリーズすることは激減しました。重いゲームをプレイされる方はiPhone 8だともっとスムーズにプレイできるかもしれません。
そして気になる「カメラ性能」。こちらも大きく進化しました!新しく追加されたのが「ポートレートモード」。まるで一眼レフで撮ったかのように背景をぼかしてくれます。そして500万画素から700万画素になりました!素人目から見ればどちらも十分綺麗に見えますが、個人的な使用感としてはかなり変わった気がします。例えば、動物の毛並み。撮った写真を見てみると艶、毛の流れ、きれいに撮れており大変満足な出来でした。ただ、あまりカメラは使わないという方はこれといった変化を感じられないかもしれません。
iPhone 6sとiPhone 8:本体のメモリ容量と色のバリエーションを比較
iPhone 6s以降から本体メモリの容量が大幅にアップし、最低GB数は32GB 。iPhone 8も選択できるGB数は変わらないので全く心配する必要はありません。使用する方によってメモリの使用用途は異なりますがおすすめしたいGB数は64GBです。私の場合、写真の総数が1万枚を超えて、アプリもまんべんなく使用していましたが20GBも残っていました。バッテリーの性能からおよそ二年ほどで変える方が多いと思いますが、64GBであればメモリ不足の心配はないと思います。多いように見える32GB でも、意外と必要なアプリに容量をとられてしまうので注意が必要です。
色のバリエーションは、色というより「質感・素材」が大きく変わりました。6sの場合は一言でいうなれば「金属感」が大きく色味に影響を与えていましたが、先ほどもご紹介しました「背面ガラス」。こちら、背面がガラスになったことで絵の具をそのまま出したような原色を選択できるようになりました。6sではシルバーといえばシルバーそのものだったのですが、8のシルバーを選択するとホワイトに近い色味のものになるようです。金属からガラスに変わり、強度が気になるものの、背面ガラスが割れることは滅多にないでしょう。それよりも気になったのは6sの金属の欠けです。
iPhone6sとiPhone8:バッテリー性能やその他シンカした点などを比較
バッテリー性能も経年劣化によって変化しますので大きな違いはありません。
ただ、先ほども紹介した「Apple Pay」が搭載されたiPhone 8。実はワイヤレス充電もできるようになりました。ワイヤレス充電とはスマホとは別売りの専用のパットを使用して、スマホを置くだけで充電できる機能です。毎日充電するiPhone。充電ケーブルも使用しているうちに断線することもありますが、ワイヤレス充電は、充電ケーブルとスマホをつながなくてもよいので断線する心配もありません。ワイヤレス充電の難点は、使用するケースによっては使えないということ、スマホを置く位置によってはうまく充電できないということ、充電速度がやや遅いことです。まだ出たばかりの機能なので、今後の発展に期待ですね。
iPhone 6sからiPhone 8に機種変更する際にもっとも多く重視される方が多いのは「防水」ではないでしょうか。YouTuberの方が実践されている様子も公開されていますが、この防水機能は確かです。ただ、それの犠牲になったのがイヤホンジャック。音楽を聴きながら充電できなくなってしまったので、Bluetoothイヤホンは必須です。Apple純正のものでなくとも、いい商品はたくさんあるのでイヤホンを購入すればとくに問題はなさそうですね。
iPhone6sとiPhone8:違いの比較まとめ
iPhone 6sからiPhone 8に機種変更される方に知っていてほしい点は「防水機能」、「Apple Pay」、カメラの「ポートレート機能」です。防水機能により、日常での使用の幅が広がりましたし、万が一の時も安心です。次にApple Pay。とくに電車での運賃支払いが格段に楽になりました。通勤通学はもちろんのこと、旅行中や、急いでいるときもスマホ一つで簡単に支払い出来ちゃいます。最後にポートレート機能。スマホのカメラを多く利用される方にはうれしい機能だと思います。もちろん、動画は4K。よりスムーズに再生できますよ。
そして色はよりシンプルに、より原色に近くなりました。とくにスマホの背面に注目です。iPhone 6sでは金属だった部分がガラスにすり替わり、見た目の美しさが増しました。
残念ながら無くなってしまったイヤホンジャックですが、併用する製品をうまく組み合わせれば防水機能を生かしてうまく使えると思います。
その他、大きく変わった点はなく、本体サイズはわずかにサイズアップしたのみで、あまり気になるものではありませんでした。
現在、iPhone 8より高性能のiPhoneが続々と販売されていますが、ホームボタンが存在するのはiPhone 8が最後。店舗の在庫も徐々に減っていますので、ホームボタンにこだわる方は早めに手に入れたほうがよさそうです。