アップルバズーカの雑記帳

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iPhone6sとiPhone 7 Plusの違いやスペックを比較してみた

iPhone6sとiPhone 7 Plusの違いやスペックを比較してみた

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iPhone6sとiPhone 7 Plus:新しい機能は?何が変わったの?進化したの?

iPhoneは、アップル社のスマートフォンで、iPhone 6sは2015年、iPhone 7 Plusは2016年に発売されました。iPhone 7 Plusは、iPhone 6sと異なり、SuicaやiD、Quicpayなどの電子マネーや、クレジットカードを登録して、おサイフケータイのように利用できるApple Payを使うことができます。防水性能は、iPhone 6sにはありませんが、iPhone 7 Plusは、30分間水中に浸けても有害な影響を受けない、IP67の性能があります。(ただし水没による故障は保証の対象外です。)生体認証は、iPhone 6sと同様、Touch IDが利用できます。イヤホンジャックは、iPhone 7 Plusで廃止されました。また、iPhone 7のホームボタンは、6sまでの物理的なボタンに代わり、フロントパネルに埋め込まれたタッチ式のボタンが採用されました。Apple Storeでは、iPhone 6sの販売は終了しましたが、iPhone 7 Plusは現在も販売しています。また、イオシスじゃんぱらなどの中古スマホ取扱店で入手する方法もあります。ちなみに、iPhone 7 Plusと同じ時期に、6sとほぼ同じ大きさのiPhone7が発売されました。

iPhone 6sとiPhone 7 Plus:本体サイズと画面サイズや重さや厚みを比較

サイズは、iPhone 6sが縦138.3mm、横67.1mm、厚さ7.1mmに対して、iPhone 7 Plusは縦158.2mm、横77.9mm、厚さ7.3mmとなっています。また、重量は、iPhone 6sが138g、iPhone 7 Plusが188gとなっており、iPhone7 plusの方が6sよりも大きさ、重量共に大きいです。ちなみに、厚さはiPhone 6sよりも小さい iPhoneSEと比較して0.3mmほど薄くなっています。ディスプレイは、iPhone 6sが4.7インチのRetina HDで1334×750ピクセルiPhone 7 PlusRetina HDで1920×1080ピクセルとなっています。ちなみに、iPhone 7 Plusの本体の大きさは6S Plusと同じであり、iPhone 6sの大きさは7と同じです。画面の明るさは、iPhone 7 Plusの方が6sに比べて25%ほど向上しています。ちなみに、目のダメージを最小限にするために、ブルーライトをカットして画面全体を暖色系の色合いに切り替えることができるナイトシフトや、画面をタップするのでなく押し込むことでさまざまな操作を行える3D Touchといった機能は、iPhone 6s、7Plus共に対応しています。

iPhone 6sとiPhone 7 Plus:CPU性能やカメラ性能を比較

iPhone 7 Plusは、iPhone 6sと比較すると、CPUがApple A9からApple A10 Fusionに変更されました。Apple A10 fusionは、Apple A9と比較すると、スペックは1.4倍、グラフィック性能は1.5倍です。RAMは、iPhone 6s の2GBに対して、iPhoneX は3GBです。カメラは、メインカメラがiPhone 6s、7 Plus共に1200万画素で、フロントカメラがiPhone 6sの500万画素に対して、iPhone 7 Plusは700万画素です。センサーサイズは、iPhone 6sが1/3型、f値/2.2に対して、iPhone 7 Plusは1/2.8型、f値/1.8となっています。iPhone 7 Plusには、iPhone 6Sになかった、光学式手ぶれ補正機能も搭載されています。4Kビデオは、iPhone 6s、7 Plus共に撮影可能ですが、どちらも30fpsでの撮影になります。スローモーションは、iPhone 6s、X共に240fpsまでに対応しています。iPhone 6sが最大5倍のデジタルズームに対応するのに対して、iPhone 7 Plusは、最大2倍の光学ズーム、最大10倍のデジタルズームに対応しています。背景をぼかして人を際立たせる、ポートレートモードは、iPhone 7 Plusで初めて搭載されました。

iPhone 6sとiPhone 7 Plus:本体のメモリ容量と色のバリエーションを比較

RAM(本体のメモリ容量)は、iPhone 6s の2GBに対して、iPhone 7 Plus は3GBと多いです。これは、iPhone 7 Plusの方が、アプリの同時に起動できる数が多く、また動作が重くなりにくいといったことを意味します。本体カラーは、iPhone 6sがシルバー、スペースグレイ、ゴールド、ローズゴールドの4色に対して、iPhone 7 Plus はシルバー、ブラック、ゴールド、ローズゴールド、ジェットブラック、(PRODUCT)REDの6色となっています。また、ストレージ容量は、iPhone 6sが16GB、32GB、64GB、128GBに対して、iPhone 7 Plusが32GB、128GB、256GBと、容量に関してはiPhone 7 Plusの方が上です。(過去に発売していたモデルを含みます。)ただし、実際に利用できる容量はこの値よりも若干少なくなります。価格は、Apple StoreにおいてiPhone 7 Plusが32GBで64800円、128GBで75800円で発売されています。iPhone 6sも、iPhone7と同じ価格(32GBで50800円、128GBで61800円)で販売されていましたが、AppleStoreでの販売は2018年9月に終了しました。中古スマホ取扱店では、未使用品や中古品が、この価格よりも安く販売されています。

iPhone 6sとiPhone 7 Plus:バッテリー性能やその他シンカした点などを比較

iPhoneのバッテリーは、iPhone 6sが連続通話時間最大14時間(3Gの場合)、インターネット利用時間が最大10時間(3Gの場合)、10時間(4Gの場合)、10時間(Wi-Fiの場合)、HDビデオ再生が最大11時間、オーディオ再生が最大50時間、連続待ち受け時間が最大10日間、バッテリー容量が1715mAhとなっています。それに対してiPhone 7 Plusが連続通話時間最大21時間、インターネット利用時間が最大13時間、HDビデオ再生が最大14時間、オーディオ再生が最大60時間、連続待ち受け時間が最大16日間、バッテリー容量が2900mAhとなっています。比較すると、iPhone 7 Plusの方が6sと比較して、電池容量が多い分電池持ちが向上しています。ちなみに、iPhone 7 Plusは、前モデルで、大きさがほぼ同じである6s Plusと比較すると、通話時間が3時間ほど、データ通信時間が1時間ほど伸びています。また、最大通信速度もiPhone 6sの下り300Mbpsから、iPhone 7 Plusの下り450Mbpsに向上しています。Bluetoothは、両者ともバージョン4.2に対応しています。

iPhone 6sとiPhone 7 Plus:違いの比較まとめ

以上のことをまとめると、iPhone 7 Plusの方が優れているように見えます。しかしながら、iPhone 6sでも、Apple payが使えないといったところはありますが、メール、LINE、WEB閲覧程度であれば問題なく利用できます。電池持ちは、iPhone 7 Plusの方が6sと比べて1.3倍ほど長持ちします。カメラも、iPhone 6s、7Plus共に12メガピクセルに対応していることから、性能にこだわらない限りはどちらを選んでも問題ないです。iPhone 7 Plusには、イヤホンジャックがないといった欠点はありますが、ワイヤレスイヤホンが利用でき、かつ高品質であることから、音楽は問題なく再生できます。ストレージ容量は、写真を撮らない、アプリをあまり入れないような人は32GBで十分ですが、写真も動画もアプリも楽しみたい人は64GB以上をおすすめします。また、両者とも、最新のOSであるiOS12を利用することができます。とにかく予算を重視する人はiPhone 6sを、カメラにこだわりたい人、防水性能が欲しい人、Apple payを使いたい人、画面の大きさにこだわりたい人はiPhone 7 Plusを選ぶのがベストです。